[烏森稲荷神社]
(からすもりいなりじんじゃ)[山田台]
明治10年に、山田台にある前山清一郎宅の溜池で、白狐が溺れ死んだ。
同刻、折しも西南の役に海軍陸戦隊として参加していた長男元次郎が、谷川で敵の狙撃を受けた。
幸い無傷で難を逃れたが、これを知った父清一郎は、白狐が息子の身代わりに命を落としたものと信じ、
その霊に報いようと、翌年3月東京新橋の烏森神社から分霊勧請を受けて、墓の近くに祠を設けた。
これが稲荷神社発祥の由来で、祭神は蒼稲魂命(うかのみたまのみこと)である。
現在も社域の一隅には、白狐を祀った小祠がある。