馬頭観世音]

(ばとうかんぜのん)[岡田]

馬頭観世音

縁起によれば、鎌倉時代建長年間(1249〜1255)の初め、

1頭の白馬が突然岡田の郷に現れて、倒れた。それ以来、このあたりで落馬する者や、

鬼火が燃えるなど不吉なことが相次ぎ、村人から「白馬の呪い」と恐れられた。

僧侶が招かれ、馬頭観音像を刻んで祀ったが、たたりはやまず、

文永元年(1264)にここを通りかかった日蓮上人が、白馬が倒れた場所に観音像を据え、

回向した結果、ようやくたたりはなくなった。

馬頭観世音

その後、長禄元年(1457)の法宣寺建立に伴い、馬頭観世音像はこの寺に安置されたが、

明応8年(1499)に、法宣寺2世日税上人が霊夢に従って現在地に辻堂を建立。

観世音像もここに移された。